顧客の心を動かすセールス・プロセス 2: 顧客からの反論の対処と合意形成（1日コース）

多くのセールス・パーソンが反対意見の対処方法は顧客を論破することだと教え込まれています。しかし、これは正しい方法ではありません。反対意見に向き合うときには、まず人間関係が大切です。セールスはただ人間相手の仕事というだけではなく、コミュニケーションの仕事です。このコース・研修では、反対がいつ起きても効果的に対処する方法を学びます。また、相手は我々に何かを求めていますが、なかなかコミット（約束・公約）してもらうことができないことがあります。往々にして決断は後回しにされ、中断されてしまうこともしばしばです。相手に緊急性を認識させ、相手の動機に訴える効果的な方法を学び、リーダーシップのあるセールスを目指します。

顧客の視点から購入と販売のプロセスを見ます。そのうえで普遍的で立証されたツールを学びます。これらのツールは顧客との信頼関係を築き、顧客を買う気にさせ、強力なビジネス関係を築き、さらに別の顧客への紹介やリピーターへとつないでくれます。セールスをもっと効果的にしたい、顧客により良い提案をしたい、キャリアアップしたい、もっと収入を得たいと望むのであれば、この研修をきっかけに、自分の居心地の良い範囲から踏み出し、今までと違ったことに挑戦してみましょう。

顧客が何を重要視しているかをつかむ方法を知らずに、商品やサービスを売り込むことはできません。新しい商機を探し、判断するための戦略的なアプローチなしで、効率的な見込み客探しはできません。自分のセールス戦略の中に、デール・カーネギーのリーダーシップを発揮するツールや原則を取り入れることができれば、思いつきだけでセールスをする何千人のセールス・パーソンの中で際立った存在になれます。顧客からは「またセールスの人がきた」と思われるのではなく、「この人は私の助けになってくれる人、信用できる人」と思われるようになります。